社長の仕事に資金調達は必須!

社長の仕事について調べてみました。


特にこれから起業を考えている人には、絶対に知っていて欲しい!

どんな事業を始めるにしても、絶対に軍資金は必要です。

「そんなこと言われなくてもわかってるよ」と仰る方もいるでしょう。


しかし、全国に約420万もの会社があって、黒字経営なのは8割~7割、

そして、起業して3年以内に倒産(または廃業)する企業は9割と言われて

いるのをご存知でしょうか?


あなたが起業したとして、最低でも3年間は営業活動を継続できる運資金が

絶対に必要だという事です。以前は、株式会社設立に資本金1000万円が

必要で、有限会社でも300万円が必要でした。現在では1円起業なんて事

も可能は可能です。会社登記に必要な費用が安くて20万円くらいだとして、

20万円の自己資金があれば、自宅を本社登記すればその金額で社長の肩書

を手にすることは出来る時代です。


さて、普通に(?)経営をしていく場合を考えると、事務所を借りてコピー

機をリースして、机やキャビネットを置きパソコンを買ってインターネット

契約もする。ドメインを申請してホームページを作ったりしますよね。

こうした準備だけでも、100万円~200万円という経費があっという間

に飛んでいきます。


ここから営業を開始するとして、会社案内・商品パンフレットの作成や、

営業活動費に事務所の家賃と機器の毎月の経費を加え、ひとり身企業でも、

最低15万円~20万円くらいの経費は掛かります。これに、自分の生活費

を仮に30万円とすると、毎月50万円は欲しいわけです。


起業・準備費用が約200万円、毎月の経費として50万円となります。

年間では600万円(50万円x12)になりますので、1年目で800万

円かかります。その間に、翌年の経費を賄えるだけの利益を生む必要があり

ますが、これは「売上げ」ではありませんょ・・「利益」です。


10万円の商品を売る仕事だとして、仮に原価(もしくは仕入)が5万円だ

とすると、1個売って利益は5万円。翌年の経費分600万円を稼ぐために

は1200個、毎月100個を売る必要がありますね。


さて、この時に忘れてはいけないのは、仕入れにかかる経費です。顧客から

受注を受けてから仕入元に発注し、直納(直接納品)してくれるケースなら

毎月100個をコンスタントに売れば継続できますが、先に在庫を持たない

とならない場合には、100個仕入れる資金500万円が必要になります。


更に、それを保管するための倉庫費、出荷の際の運送費など、うっかりする

ととんでもない出費(経費が)掛かることになります。


これは、当たり前の事なのですが、その当たり前を知らないで起業したい方

があまりにも多いことに驚いています。


経営を組織化するために、会計をお願いする経理担当者を雇うとか営業マン

を雇う、商品管理者を雇うなど、雇用を伴う場合に至っては、こうした従業

員の給与や社会保険負担など、次々と考えなければならない事が増えてきま

すし、失敗できない責任が増大しつつ、経営リスクが高くなっていきます。


こうしたことを考えると、どんなに素晴らしいアイデアがあって、仮にそこ

に出資者があったとしても、ファーストユーザーが無いままに起業すること

はお勧めできません。


実際のケースとして、アイデアに補助金を活用して1000万円で起業した

が、3年間売り先が見つからず赤字経営に陥った経営者もいます。つまり、

準備した運資金で、いたずらに自力営業で食い潰してきただけなのです。


また、受託開発型の起業ケースでは、運資金不足の際に数回の融資を受けて

来ましたが、技術革新に追いついて行けず、コンテンツ制作など顧客のわが

ままが顕著な仕事でついに納品時に疑義が生じて、作業をやり直すなどで、

収益が激減して債務超過(借入金の返済も出来ない状態)となるケースなど

様々な状態をみてきました。


赤字(たとえ売上が無い状態)であっても、収支や融資が受けられる内は、

経営は継続できますし、自分の給料(生活費)も確保は出来ます。


しかし、経営の本質は、手持ちの資金を活用して利益を生み出すことです。

資金の活用とは、商品を創る(研究や開発も含)、材料を買って商品を作る、

既成の商品を仕入れる、こうした活動を行うための設備や人を揃えるなどで

このことを「投資」といいますが、つまり言い換えると、手持ち資金を投資

して利益を生むこととなります。


経営活動で利益を生むという事は、実は「税金を納める」ことに直結します。

なので、しっかり稼ぎ、利益を出して、税金を沢山納めている経営者こそが

尊敬されるべき対象となる訳ですね。


その為には、何が何でも軍資金は必要であって、手持ちが少ないとか無いと

いった場合には、起業しない方がいいのです。加えて、最初の見込客を得て

から経営の継続性をしっかり見直し、GOするか否かを見極めて欲しいです。


既存の経営者で、新規事業を考えている場合についても一言付け加えます。

まずは、新規事業の企画や正当性を調査確認するための初期費用は必要です。

その後、事業資金が3000万円かかると試算したのなら、試算の満額が調

達できるまで原則スタートしないことです。例えば2000万円までは調達

可能だとしたら、事業計画を手元2000万円でスタートした場合に完全に

見直ししたうえで、やるか否かを再検討する必要があります。


元々、手元3000万円での事業計画書に則り、実際は2000万円しか調

達できなくて、それで見切り発車した事業が成功した例は限りなくゼロに近

いです。


資金は、予期せぬ(不測の)事態に備え、思っているよりも多い目が理想で

す。逆に言えば、手元資金の80%~70%くらいを原資として計画書を作

成するくらいの方が堅実と言えます。


融資を受けた際には返済に金利が掛かります。クラウドファンディング等で

出資を募集した場合には、成功報酬(手数料)が掛かります。こうした費用

も逆算したうえで、手元に入る金額(使える金額)をしっかり確認してから

申請するように心掛けましょう。


100万円で商品を仕入れたい・・誰か100万円貸してください。

100万円貸しますが、先に手数料等(?)5万円を差引いた95万円を渡しま

す。と後で言われて、結果100万円の仕入が出来ないことも事実あります。


当たり前の事が、出来ない(知らない)経営者が実は多いのです。

経営に運資金は絶対必要です。

ただし、それを手にするまでの準備や活動にも資金がかかることを忘れずに!


















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